2019.10.16 08:43

豊漁願い みこし洗い 豪快に波と格闘 室戸市椎名

荒波に負けじとみこしを担ぎ上げて立ち向かう男衆(室戸市の椎名海岸)
荒波に負けじとみこしを担ぎ上げて立ち向かう男衆(室戸市の椎名海岸)
 室戸市室戸岬町の椎名八王子宮秋祭りが14、15の両日行われ、伝統の「みこし洗い」が椎名海岸で披露された。男衆は白波をものともせずみこしを揺さぶり、地元住民やカメラマンらが目を奪われた。

 大漁や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する祭りで、みこし洗いは戦後始まったという。初日の宵宮では、県無形民俗文化財の太刀踊りを奉納した。

 15日は、買い替えた「本こし」と「供こし」のみこし2台が登場。赤装束姿の子ども「頭人子(とうにんこ)」たちと地区内を練り歩いた。

 浜に着くと、「供こし」が波打ち際へ。風が強く、波は高めだったが「立ち向かうにはちょうどいい」と担ぎ手。「おいらの船は300とん」を歌って海へ駆けだし、全身ずぶぬれで波と格闘した。

 帰省して4年ぶりに担いだという松田孔明さん(23)=愛媛県新居浜市=は「台風の影響で開催できるか心配していたが、迫力ある姿が見せられてよかった。来年もやりたい」と満足そうだった。

 太刀踊りは16日に鹿岡、飛鳥地区でも奉納される。(大野耕一郎)

カテゴリー: 文化・芸能室戸


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