2019.10.07 08:37

伝統の流鏑馬 東洋町の野根八幡宮で勇壮に

野根八幡宮秋祭りで奉納された流鏑馬(東洋町野根)
野根八幡宮秋祭りで奉納された流鏑馬(東洋町野根)
 高知県安芸郡東洋町野根の野根八幡宮で6日、秋祭りが行われ、恒例の流鏑馬(やぶさめ)が奉納された。人馬一体で披露される勇壮な神事に、地元住民やカメラマンが見入った。
 
 野根地区の流鏑馬は農耕馬の減少などで1968年以降は見られなくなっていたが、1991年に地元有志が復活させた。保存協議会が毎年実施しており、ここ10年ほどは高知市の乗馬クラブから馬や騎手を借りて実施している。
 
 騎手は、真っ赤な装飾をまとった馬にまたがり登場。参道を疾駆しながら弓を引くと、矢は木製の的へ一直線。6本のうち5本を的中させ、パーンと乾いた音が境内に響くたびに、拍手が送られていた。
 
 4年連続で騎手を務めたのは高知ホースライディングクラブ所属で、先の茨城国体の馬術でも活躍した学芸高校2年、蒲原宏典さん(17)=高知市薊野東町。蒲原さんは「伝統の文化を後世に引き継ぐことができて光栄。多く当てられてよかった。災いなく平和な一年になれば」と話していた。
 
 野根地区では、15日午後2時から春日神社でも流鏑馬が奉納される。(大野耕一郎)

カテゴリー: 文化・芸能高知中央室戸


ページトップへ