おむつバンクの輪広がれ 高知市で15日マルシェ 寄付で子育て支援

「おむつバンク」に集まった紙おむつ。困っている家庭に配られる (高知市の高知聖園ベビーホーム)
紙おむつの寄付活動に取り組んでいる「高知おむつバンク」のチャリティーイベントが15日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で開かれる。おむつの寄付を受け付けるほか、雑貨やスイーツの販売、ワークショップなど多彩な催しがある。 経済的な事情などでおむつに事欠く家庭を支援しようと、高知東ロータリークラブが2017年に同バンクを開設。乳児院「高知聖園(みその)ベビーホーム」(高知市新本町1丁目)が「おむつ保管室」を設け運営している。
この2年間で76袋が集まり、県内の社会福祉協議会などと連携して必要な家庭に配布してきた。ただ、バンクの知名度がまだ低く、在庫も多く残っていることから、活動の輪を広げようと今回のイベントを企画。「いろんな世代の方にバンクを知ってほしい」としている。...