2019.09.10 08:35

4コマで育児描く 高知市在住4児の母 インスタで人気 2巻同時刊行

「うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより」=左=と「うちのヒフミヨ! 兄たちはますます妹びより」(祥伝社)
「うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより」=左=と「うちのヒフミヨ! 兄たちはますます妹びより」(祥伝社)
 高知市に住む4児の母、MOTOKOさん(40)=ペンネーム=が、2~16歳まで3男1女の育児をユーモラスに描いた4こまエッセー漫画集「うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより」「うちのヒフミヨ! 兄たちはますます妹びより」(祥伝社)が、このほど2巻同時に発売された。2018年から写真共有アプリ「インスタグラム」などで発信していたところ人気を広げ、書籍化が実現。笑えて時々ほろりとする家族の日常が詰まっている。 

(右)「究極の選択」(左)「もうすぐGW」(いずれも「うちのヒフミヨ!―」より)
(右)「究極の選択」(左)「もうすぐGW」(いずれも「うちのヒフミヨ!―」より)
 夫(43)、高校2年の長男(16)、中学1年の次男(12)、小学2年の三男(7)、長女(2)との6人家族。関東出身・在住だった夫妻は、男児3人の子育てをしていた2015年、都会とは違う伸び伸びとした環境などに引かれて高知移住を決めた。

 もともと漫画は読むのも描くのも好きで、趣味程度に描いていた。4人目を17年に出産後、一家初となる娘の姿や、妹を溺愛する兄たちの様子を描き留めるようになったという。

 作画用に液晶ペンタブレットを購入し、昨年2月からアカウント「@motok68」でインスタに漫画を投稿し始めると、母親や中高生、年の差きょうだいで育った人など幅広い愛読者を得て、フォロワーは1年半で約16万人に増加。ママ向け雑誌「nina's(ニナーズ)」(祥伝社、現在休刊中)の誌面やウェブでも、2018年夏から連載された。

 作中では、1、2、3、4という意味で長男を「ヒー」、次男を「フー」、三男を「ミー」、長女を「ヨッちゃん」と呼んでいる。

 しっかり者のヒー君、菓子作りが得意で心優しいフー君、暑いと上半身裸になりたがるやんちゃなミー君、アイドル的存在のヨッちゃん―。コメディータッチながら、4人の個性をいとおしむ母のまなざしが伝わる。

 思春期まっただ中のヒーくんをはじめ、兄3人でヨッちゃんの抱っこを奪い合い、兄弟げんかをしながらおむつ交換をしたりと、にぎやかな兄たちのイクメンぶりがほほ笑ましい。2歳にして土佐弁を操るヨッちゃんの会話には親近感も湧く。

 単行本には描き下ろしを併せ、各150話前後を収録。バスタオルやパジャマをやめた「家事の合理化作戦」や、教育資金の話など、4人育児のよもやま話をつづったコラムもある。

香南市の県立のいち動物公園内を歩く(左から)MOTOKOさん、次男フー君、長女ヨッちゃん、長男ヒー君(MOTOKOさん提供、画像の一部を加工しています)
香南市の県立のいち動物公園内を歩く(左から)MOTOKOさん、次男フー君、長女ヨッちゃん、長男ヒー君(MOTOKOさん提供、画像の一部を加工しています)
 連載から出版まで編集者とはメールなどの打ち合わせで事足りたといい、「高知にいても全然困らない。楽しい経験でした」とMOTOKOさん。

 「子どもたちが大人になって見ても笑える内容に」と意識してきたという。「読んだ人から『自分の家族に会いたくなりました』という感想をもらうとすごくうれしいですね」。今後もインスタの投稿は続けるという。

 いずれも税別860円。県内では「高知 蔦屋書店」、金高堂書店本店、宮脇書店イオン高知店などで販売している。(徳澄裕子)

カテゴリー: 文化・芸能


ページトップへ