2019.09.05 14:36

孤独の病・依存症 高知東生さんに聞く(1)薬もやけど…人間関係

「やめられなくなっていた」と話す高知東生さん(東京都中央区の「ギャンブル依存症問題を考える会」事務所=竹内竜一撮影)
「やめられなくなっていた」と話す高知東生さん(東京都中央区の「ギャンブル依存症問題を考える会」事務所=竹内竜一撮影)
 高知市出身の俳優、高知東生(たかち・のぼる)さん(54)は2016年に覚醒剤使用などで逮捕されて有罪判決を受け、現在は治療に励む。都内でのインタビューと、8月30日に高知市で主治医らとともに行った講演会の内容を合わせて再構成し、薬物依存症と向き合いながら人生の再出発に向けて闘う高知さんの語りを連載で詳述する。

 捕まる1年ぐらい前から、覚醒剤の回数が増えてきた自覚があった。

 いちばん自分にとってしんどかった時期。(経営していた)エステ店の事業を拡大する話が持ち上がって、専念するために事務所に休業を申し出た。マスコミには言わないって話だったのに、すぐに「介護で引退」って事実と違う報道が出た。しかも事業の話も立ち消えになった。

 精神的にガーッときてしまって。誰にも、女房にも相談できなくて。そんな時に、一番話を聞いてくれて、ここからどうしようかって考えてくれたのが、正直な話、一緒に捕まった子(33歳女性=当時)だった。...

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。


カテゴリー: 社会


ページトップへ