2019.09.03 08:35

高知県の猛暑日が昨年の半分弱 7、8月は日照時間も少なめ

雨模様の日が多かった今年の夏(8月15日、高知市内)
雨模様の日が多かった今年の夏(8月15日、高知市内)
 今夏は暑さ、日差しとも控えめ―。高知県内にある気象庁の観測地点で7、8月に最高気温が35度以上の猛暑日となった日数は11日で、昨年(26日)の半分以下だった。日照時間も全ての地点で平年より少なく、梅雨前線や低気圧の影響を受けた7月は平年の5~6割にとどまった。
 
 気象庁や高知地方気象台のデータによると、県内の観測地点16地点のうち1カ所でも猛暑日を記録した日数は2016年が28日、17年が31日、昨年が26日。今年の11日は過去3年でみても極端に少なかった。気温が最も高かったのは四万十市の江川崎(8月1日)と高知市(同13日)で観測された36・8度。
 
 7月の平均気温は全地点で平年より0・4~1・2度低く、8月も8地点で平年より0・1~0・5度下回った。観測地点のうち、1カ所でも最低気温が25度を上回った日数は、7月が11日で昨年(23日)の半分ほど。8月も23日で昨年(27日)を下回った。
 
 7月は上旬から中旬にかけて梅雨前線などの影響で曇りや雨の日が多かったため、日照時間は全地点で平年よりかなり少なかった。吾川郡いの町の本川で79時間(平年は151・8時間)、長岡郡本山町で78・4時間(同146・1時間)と半分ほどだった。8月も中旬を中心に台風の接近などで日差しは少ないまま。全地点で平年の7~9割にとどまった。
 
 日差しの少なさと反比例して、7月の降水量は平年との比較ができる24地点全てで平年の1・3~2・7倍の雨量を観測。ただ、西日本豪雨で記録的な雨量を観測した昨年と比較すると、安芸郡馬路村の魚梁瀬は837ミリ(昨年1991・5ミリ)、香美市の繁藤は559ミリ(同1250・5ミリ)とそれぞれ半分以下だった。
 
 8月の降水量は高知市と幡多郡黒潮町の佐賀、足摺岬を除く21地点で平年を上回った。
 
 高知地方気象台によると、向こう1週間の前半は晴れ間も見えるものの、前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込み。最高気温は平年並みで、もうしばらくは残暑が続きそうだ。(海路佳孝)

カテゴリー: 主要社会環境・科学


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