2019.08.22 08:38

ただ今修業中 児童精神科医・大原伸騎さん(30) 高知市

「『子どもたちのために』という思いを、これからも持ち続けていきたい」と話す大原伸騎さん(高知市の高知医療センター)
「『子どもたちのために』という思いを、これからも持ち続けていきたい」と話す大原伸騎さん(高知市の高知医療センター)
子どもに自信の種を
 小学生の男の子が、看護師のそばに寄っていく。これまで薬をのむのをいやがっていたのに、自分から「お薬ちょうだい」と言い、もらった錠剤を水でごくんとのみ込んだ。
 
 「自分からのむなんて、ようがんばった。えらいねえ」
 
 見守っていた若い男性医師がしゃがんで、優しくほめた。
 
 高知市池の高知医療センターにある「こころのサポートセンター」。2012年に設けられた精神科で、大原伸騎さん(30)は今年4月から児童精神科医として働いている。県内にわずかしかいない「子どもの心」の専門医。自閉スペクトラム症や注意欠如多動性障害などの発達障害による「困りごと」や、不登校などに苦しむ子を、外来、入院の双方で診ている。...

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