2019.08.19 08:32

竹回しや太鼓踊りに歓声 宿毛市で「ヤーサイ」

迫力ある太鼓踊りに拍手が送られた野菜祭り(宿毛市の藤林寺)
迫力ある太鼓踊りに拍手が送られた野菜祭り(宿毛市の藤林寺)
 「ヤーサイ」の呼び名で知られる「野菜祭り」が16日夜、高知県宿毛市平田町戸内の藤林寺で開かれた。500年近く続く、土佐一條家にまつわる祭りで、伝統の竹回しや太鼓踊りに歓声が飛んだ。

 市の無形民俗文化財で、16世紀に藤林寺を建てた一條房家が、野菜を供えて先祖の霊を弔う京都の風習を伝えて始まったとされる。

 午後7時、竹回しで祭りがスタート。10メートルほどの竹を抱えて大勢が輪になって回り、掛け声に合わせて竹がゆさゆさと揺れると、拍手が起こっていた。

 子どもたちが1カ月以上練習を重ねた太鼓踊りは、「清水の次郎長」や「ねずみ小僧」などを披露。最後の「曽我兄弟」は、激しくたいまつを回す炎の舞で、写真愛好家が熱心に撮影していた。

 小学2年から踊りに参加している近くの楠玲音さん(18)=宿毛高3年=は、「毎年の楽しみ。小さいころから世話になっているおんちゃんらが『頑張れ』って声を掛けてくれてうれしかった」と話していた。(新妻亮太)

カテゴリー: 文化・芸能幡多


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