2019.08.04 08:44

まんが甲子園、明徳の留学生2人フル回転 仲間欠場補い復活狙う

色付け作業に没頭するナウォン・プラウパンさん=左=とチャン・ゴック・アンニエンさん(高知市の「かるぽーと」=佐藤邦昭撮影)
色付け作業に没頭するナウォン・プラウパンさん=左=とチャン・ゴック・アンニエンさん(高知市の「かるぽーと」=佐藤邦昭撮影)
 高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で3日開幕した「まんが甲子園」本選に、明徳義塾高が3年ぶりに出場した。海外留学生の女子3人で挑む予定だったが、1人が家庭の事情で急きょ一時帰国せざるを得なくなった。2人だけでの出場は大会史上初。アイデアづくりから作画までをフル回転でこなした。

 「マンガ・コンテンツ研究部」に所属するタイ出身のナウォン・プラウパンさん(3年)とベトナム出身のチャン・ゴック・アンニエンさん(2年)。

 本選が5時間半に及ぶことや、敗者復活戦、決勝と大会が長丁場ということもあり、大会の参加資格は「1チーム3~5人」と規定されている。同部の岩田正博部長(64)によると、2人は「どうしても出たい」と意思が固かった。そこで県に相談したところ、主催者判断で2人での出場が認められた。

 アイデアづくりは言葉の意味を理解することから始めた。1次競技のテーマは「よろこんでやらせていただきます」。「やらせて」という言葉のニュアンスが「(行動の主体が)相手なのか、自分なのか、最初は分からなかった」とプラウパンさん。

 本選では2人とも弁当のおにぎり1個だけを腹に入れ、作画に没頭。「たくさん咲いてね」とたんぽぽの種を飛ばす人と、にっこりと笑う種が「よろこんで」と空に舞っていく風景を鮮やかなタッチで表現した。

 決勝進出はならなかったものの、敗者復活戦のテーマが「○スポーツ」に決まると、2人は顔を見合わせにやり。アンニエンさんは「1次のテーマは自信がなかったけど、『○スポーツ』なら、あります。決勝まで残れるように頑張ります」。闘志をみなぎらせ、作品づくりに取り掛かるべく会場を後にした。(海路佳孝)

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カテゴリー: 文化・芸能まんが甲子園まんが


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