2019.07.29 08:36

神秘の伊尾木洞、ランタン彩る 演奏会にうっとり 安芸市

幻想的な雰囲気の中、演奏会が行われた「ランタンナイトin伊尾木」(安芸市の伊尾木洞)
幻想的な雰囲気の中、演奏会が行われた「ランタンナイトin伊尾木」(安芸市の伊尾木洞)

 神秘の世界彩る柔らかい灯火―。安芸市伊尾木の伊尾木洞で27日、「ランタンナイトin伊尾木」が開かれた。手作りランタン約400個がともる幻想的なムードの中、約200人がオカリナ演奏などに聞き入った。
 
 伊尾木洞は約300万年前に堆積した地層が波に浸食されてできた海食洞で、地元では「あなごう」の名で親しまれている。「ランタンナイト」は同地区で地域学習を行っている高知県立大学の学生が企画、住民らでつくる保存会主催で初開催した。
 
 この日は近くの伊尾木公民館でランタン作り教室が開かれ、親子連れ約80人が参加した。ろうそくを載せる空き缶を紙で覆ったものには「空手で優勝したい」「身長が伸びますように」などの願い事を書いた。また牛乳パックを使ったランタンも制作し、思い思いの絵を描いていた。
 
 出来上がったランタンは洞内に飾り付け、夕暮れに合わせ点火。高知市のオカリナ奏者、大目真壱さん(53)とフルート奏者の安藤千織さん(54)が演奏を始めると、訪れた人たちはうっとりした表情で楽しんでいた。
 
 運営に携わった県大2年の小堀彩夏さん(19)は「伊尾木洞とランタンのいい雰囲気を楽しんでもらいたくて企画した。今後も継続し、地元の子どもたちが関わるイベントに成長してほしい」と話していた。(森部智成)

カテゴリー: 社会安芸

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