2019.07.24 08:33

元校舎に泊まろう!土佐町の集活センターが新事業

小学校を活用した宿泊施設は、童心に戻れるような雰囲気 (いずれも土佐町西石原の石原コミュニティセンター)
小学校を活用した宿泊施設は、童心に戻れるような雰囲気 (いずれも土佐町西石原の石原コミュニティセンター)
 高知県土佐郡土佐町西石原の集落活動センター「いしはらの里」が拠点施設の旧石原小学校を改修し、宿泊業務を始めた。おきゃくや川遊びなどで住民と交流する体験プログラムを売りに5年目の年間利用者千人を目標に掲げ、交流人口拡大と外貨獲得を狙う。 

宴会、川遊び… 住民と交流
 石原地区4集落は2012年7月に集活センターを開所した。

 「石原の魅力は人。来訪者と長く触れ合う時間を持ちたい」という地区内外の声を受け、昨年9月から宿泊拠点整備を計画。集活センターで初めて県の「基幹ビジネス確立支援事業」に採択され、拠点の石原コミュニティセンター(旧石原小学校)を改修した。改修費約2200万円は県と町が折半した。

宿泊施設の開業を祝う住民ら
宿泊施設の開業を祝う住民ら
 宿泊は最大61人を受け入れ。教室や図書室など6室を寝室として布団を敷く。学校の共用トイレはバリアフリー対応に新調。男女別の浴室を新設した。

 22日の開業セレモニーで、集活センターを運営する「いしはらの里協議会」の筒井良一郎会長が「利用者に、石原に住んでみたいと思ってもらえるように頑張りたい」とあいさつ。住民からは「出身者が帰省で泊まってくれたら、にぎわう」との声も聞かれた。

 また、オープンに先立ち、17、18日には奈良県立大学の4年生3人が宿泊。奈良県立大学は嶺北地域と観光商品の企画などに関する連携協定を結んでおり、生徒が伝統行事の虫送りやこんにゃくづくりなどを体験したほか、夜は住民とバーベキューを楽しんだ。初めて訪れた谷川沙也加さん(22)は「地元の人も温かく受け入れてくれ、地区が一つの家みたいだった」と満喫した様子だった。

 宿泊は素泊まり4千円。体験プログラムは別途。問い合わせは石原コミュニティセンター(080・6286・3028)へ。(森本敦士)

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