2019.07.15 08:45

【2019参院選 高知・徳島】県内 投票率向上へ腐心

移動期日前投票所で1票を投じる人たち(香美市物部町山崎)
移動期日前投票所で1票を投じる人たち(香美市物部町山崎)
中山間地 移動式が拡大
 前回の参院選で全国最低の投票率(45・52%)を記録した高知県。地元候補不在の初めての合区選挙が影響したとみられるが、今回も低投票率を危惧する声は絶えない。他の選挙でも下落傾向が続く県都・高知市や、人手不足で投票所が減っている中山間地域の選挙管理委員会は、有権者が1票を投じやすくするための環境づくりに腐心している。
 
 9日、投票箱と立会人らを乗せた軽乗用車が香美市物部町の山あいを走っていた。午後1時、平井地区の公会堂に車が着くと、住民が集まり始めた。
 
 林業で栄え、かつて100人を超えた同地区の住民は現在19人。投票所は昨年9月の市議選を最後に、約3キロ離れた市役所物部支所に統合された。これを踏まえ、今回の参院選で導入されたのが「移動期日前投票所」だ。
 
 歩いて投票に訪れた森本芳美さん(89)は、9年前に夫に先立たれて1人暮らし。生涯で一度も投票を棄権したことがないのが「自慢です」とはにかみ、こう話した。
 
 「そら、権利ですきね。選挙に行くこと自体が大事でしょう。投票箱がわざわざやって来てくれて、ありがたいことです」
 
■「やめらいて」...

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