2019.07.04 08:36

ゆずマーマレード世界銀 高知市の就労支援施設「ラフル」

銀賞に輝いた「ゆずマーマレード」
銀賞に輝いた「ゆずマーマレード」
地産地消にこだわり
 障害者の就労支援施設「ラフル」(高知市新本町2丁目)が作る「ゆずマーマレード」が、5月に愛媛県八幡浜市で開かれた「第1回 ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」のプロ部門で銀賞に輝いた。地産地消にこだわった自信作。スタッフたちは「いろんな人に食べてもらいたい」と喜んでいる。

ユズなどの加工に励むスタッフら (高知市新本町2丁目)
ユズなどの加工に励むスタッフら (高知市新本町2丁目)
 ラフルは、土佐病院を運営する医療法人「須藤会」が昨年5月に土佐病院内に開設。就労継続支援B型事業所として、現在は精神障害のある7人が働く。県産の野菜や果物を使ったジャムの製造やユズの加工を手掛け、はりまや橋商店街の金曜市などで商品を販売している。

 「第1回 ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」は2006年からイギリスで世界大会が始まった。今回のプロ部門には、国内外の企業や団体が計341品を出品。「かんきつ1種」「複数かんきつ」「ミックス」の三つのカテゴリーに分かれて見た目や味を点数で競った。

 ラフルのマーマレードは、病院職員の家族らが安芸市や高知市で栽培するユズとショウガに、希少糖入りシロップなどを加えて煮詰める。さっぱりした甘味の中にショウガの風味を利かせた。シェフやパティシエらによる審査の結果、計23品が選ばれた「ミックス」の銀賞に輝いた。

 県内では他に「スタジオオカムラ」(高知市春野町)の「小夏マーマレード」が「かんきつ1種」の銀賞を獲得した。

 ラフルの製造スタッフたちは「自然の味を出せるように頑張りました」「受賞は驚き」「“世界2位”はすごい」と笑顔。

 管理者の宮本雄太郎さん(31)は「販路を拡大し、接客など仕事の幅も広げたい。利用者が就労に向けてステップアップできれば」と話している。

 ゆずマーマレードは155グラム入りで税込み500円。今季分は残り二十数本しかないが、ラフルで販売中。問い合わせは土佐病院(088・822・3357)へ。(山本仁)

カテゴリー: 社会高知中央


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