2019.06.23 08:42

銀座のアンテナショップ「まるごと高知」 たたき、ショウガ“爆売れ” TV紹介で特需

テレビ番組効果で売り上げが絶好調の「まるごと高知」(東京・銀座)
テレビ番組効果で売り上げが絶好調の「まるごと高知」(東京・銀座)

月間売上高 最高確実
 東京・銀座の県アンテナショップ「まるごと高知」の商品が今月、相次いでテレビの全国放送で取り上げられ、特需に沸いている。カツオのたたきやショウガの加工品などが“爆売れ”状態で、運営する県地産外商公社からは「仕入れても仕入れても飛ぶように売れる」と、うれしい悲鳴も。月間売上高の記録更新も間違いない状況という。
 
 取り上げたのは、いずれもTBS系のゴールデンタイムの番組で、商売や人気商品のからくりなどを伝える「坂上&指原のつぶれない店」(2日放送)と、滝川クリステルさんらが司会を務める「教えてもらう前と後」(11日放送)。
 
 「つぶれない店」では、カツオのわら焼きたたきなど数品を紹介。「ウルメイワシのオイルサーディン」「ショウガシロップ」などが絶賛された。「教えて―」も、カツオを甘辛く煮込んだ「土佐の赤かつお」や「万能おかず生姜(しょうが)」を取り上げ、出演者から高評価を得た。
 
 これらの反響は大きく、放送後は平日にもかかわらず午前10時半の開店前から10人以上の列ができる日も。紹介された商品は仕入れてもすぐ売り切れ、まとめ買いも多いことから、1人が買える上限を設けた商品もある。
 
 カツオのたたきを10本買った埼玉県川口市の主婦(58)は「番組を見て来ました。大阪で働いている娘の好物なので送ってあげようと思って」と満足顔。来店者増加は店全体の売り上げにも波及し、物販の月間売り上げは、20日時点で既に前年同月を約800万円上回る2945万円に。これまで最も売れた2015年12月の3170万円を更新するのは確実な情勢だ。
 
 同公社の藤田靖事務局長は「メディアへの営業活動が放送に結びつき、『まるごと高知』にはこだわりの商品があると認知されるようになった。情報発信地としてさらに存在感を高めていきたい」と話している。(安岡仁司)

カテゴリー: 主要政治・経済


ページトップへ