2019.06.17 08:33

代々受け継ぐ「高知城台所の味」梅のかす漬け学ぶ 高知市

酒かすで梅を包んでいく参加者(高知市旭町3丁目のこうち男女共同参画センター「ソーレ」)
酒かすで梅を包んでいく参加者(高知市旭町3丁目のこうち男女共同参画センター「ソーレ」)
 藩政時代に高知城の台所で漬けていたとされる「梅のかす漬け」を作る教室が16日、高知市内で開かれ、市民ら26人が調理した。食べ頃は半年後で、参加者は「食べるのが楽しみ」とにっこり。県立高知城歴史博物館の主催。
 
 かす漬けのレシピを代々受け継いできたのは高知市愛宕山南町の前田祐司さん(67)。母方の先祖が江戸末期、高知城に奉公して作り方を教わったという。
 
 材料は塩漬けした同市鏡産の梅と酒かす。梅を酒かすで一つ一つ包んで容器に密閉し、冷蔵庫などの冷暗所に保管する。同館の中屋真理学芸員は「カリカリに仕上がるとおいしい。梅に酒の味が染みるので、好きな日本酒の酒かすを使うのがおすすめ」。
 
 参加者は梅を酒かすで一つずつ包んで手で丸め、持参した自宅用の瓶へ入れていった。酒かすの香りがいっぱいの会場で「泥団子を作っているみたい」と会話も弾んだ。
 
 友人の井上保恵さん(58)=土佐市=と参加した今戸陽子さん(58)=高知市=は、「ご飯やお酒のおともになりそうな味。今日漬けた梅は、お正月に家族みんなで食べたい」と笑っていた。(河本真澄)
 
 
【参考記事・動画】
<動画>つくってみん? 高知城伝来「梅のかす漬け」

<記事>つくってみん? 「梅のかす漬け」高知城伝来のカリカリ食感

カテゴリー: 社会高知中央

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