2019.06.14 15:00

梅雨は遅れても...高知市春野町の「あじさい神社」花盛り 色とりどり、種類も多彩


“あじさい神社”として親しまれている高知市春野町の六條八幡宮で、鮮やかなアジサイが見頃を迎えています。

旧市役所春野庁舎から用水路沿いに東へ200メートルほどにある六條八幡宮。アジサイは約150メートルの参道や境内周辺に1400株が植えられています。氏子や住民有志でつくる「春野町あじさい愛好会」のメンバーが、1年を通して肥料を入れたり、草を抜いたりとお世話をしているとのことです。


新川一也宮司によると、かつての境内は木々がうっそうと生い茂り、アジサイも拝殿の前に1本しかなかったそう。閑散としていた神社に「人を呼び、にぎわいを作りたい」と、氏子ら地区住民が旧春野町の町花だったアジサイを植え始めたのが2000年。ヤマアジサイやヒメアジサイ、セイヨウアジサイなどを年々増やしていき、今では約80種となっています。


愛好会メンバーの奏でるピアノをBGMに境内を歩くと、まるで色とりどりの雲のように広がるアジサイ。見慣れた手まり状から星のような形まで、木もれ日に照らされた多彩な種類が見物に訪れる人の目を楽しませています。


見物客の誘導やお接待に汗をかいている愛好会の会長、高橋啓忠さん(69)は「今年は冬が暖かくて咲くのは遅かったけんど、花はきれいやと思う」とにっこり。しっとりと雨模様に生える風物詩も、例年より梅雨入りが遅れているため「水をやるのが大変やけど、晴れでもアジサイはきれい」と話していました。


あじさい神社ではリピーターも多く、四国内はもとより遠くは大坂や広島などからも見物客が訪れるそうです。中には「あじさい寺」と間違う人もいるそうですが、新川宮司は「『花と人のおもてなしがいい』と言ってくれます」と愛好会に感謝。


見頃は今後1週間ほど続きそうで、境内に設けたテントでは23日までメンバーによるコーヒーや麦茶のお接待のほか、鉢植えの販売もあります。(飯野浩和)


◆六條八幡宮(あじさい神社)
高知市春野町西分3522
088・894・3814
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