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2019.06.12 08:33

続・灰まで焼け 高知県大3万8000冊処分のその後(2)全部否定された気がした

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福田善乙・高知短大元学長代理(土居賢一撮影)     

 高知県立大の本焼却問題は、全3万8千冊のリストについて中身に目を通すことなく検証作業が行われた。燃やされた本の中にはどういうものがあったのか。いま一度見詰めてみる。高知短大の元学長代理で名誉教授の福田善乙さん(78)=高知市=にリストを見てもらい、話を聞いた。

教員力合わせ図書館充実 誰も1回は見る文献寄贈
 「うーん…あああ……そっか。こんな本も…ええー…」

 福田さんは、何度かあごに手を当てて沈黙した。「日本製鐵(せいてつ)社長の三鬼隆(みきたかし)や、財閥の白石元治郎さんの伝記とか…この辺りは全部、僕が図書館に入れた本やね…」「ああ…こんな本、もう手に入らないのにねえ」…

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