2019.06.04 08:40

高知FDが優勝懸け6/4連戦 首位徳島IS破りM2点灯

【高知FD―徳島IS】6回裏高知1死一、三塁、藤原がセーフティースクイズを決め6―4と突き放す(高知球場=反田浩昭撮影)
【高知FD―徳島IS】6回裏高知1死一、三塁、藤原がセーフティースクイズを決め6―4と突き放す(高知球場=反田浩昭撮影)
 四国アイランドリーグplusは3日、高知球場で高知ファイティングドッグス(FD)と徳島ISの首位攻防戦を行い、2位のFDが1位徳島を6―4で下した。FDが2010年前期以来となるマジック2を点灯させ、前期優勝をぐっとたぐり寄せた。

 
FDは2点を追う一回、先頭からの5連打と高井の犠飛で4点を奪って逆転。二回に徳島の岸(明徳義塾高出)に2点本塁打を浴びて同点に追い付かれたが、六回に洸佑の適時打と藤原のセーフティースクイズで2点勝ち越し試合を決めた。

 首位徳島は全日程が終了。FDは4日、高知球場で行われる香川OGとのダブルヘッダー(七回制)で2勝するか、1勝1分けとすると、徳島の最終勝率を上回り、2009年後期以来の優勝が決まる。





徳島 4━6 高知
 
徳島
高知

(規定により七回制)
 高知―徳島10回戦(高知7勝3敗、18時、高知、293人)
[勝]ガルシア7試合4勝1敗
[S]宮川12試合1敗1S
[敗]上間8試合1勝1敗
▽本塁打 岸3号(2)(徳)
▽二塁打 岸、宇佐美
▽試合時間 2時間31分

チーム一丸 鮮やか逆転
 次へ、次へ、単打でひたすらつないだ打線。目いっぱい腕を伸ばしライン際の飛球を止めた守備。FDナインは一丸となって鮮やかな逆転勝ちを決め、9年ぶりのマジックをともした。

  先発は防御率0・80と抜群の安定感を誇るガルシアだったが、「緊張からか、球を置きにいっている感じがあった」と捕手金子。先頭打者に長打を許すと、野選と適時打で2点を失った。

  いきなり追う展開。それでもベンチで沈む選手は誰一人いない。「自分が塁に出れば、後ろがかえしてくれる」と先頭の洸佑が内野安打で出塁すると、続く藤原は「2点くらいはいけると思っていた。プレッシャーはなかった」。バスターエンドランを決めてチャンスを広げる。つなぐ意識が5連打と犠飛を導き計4点。たくましくひっくり返し、徳島エースをマウンドから引きずり降ろした。

  4―4の同点で迎えた六回には、下位打線が無死二、三塁の好機を演出。1死後、打席が回ってきたのは洸佑だ。「ストライクを取りにくる球を一発で仕留める」と打席に入ると、2ボールからの3球目、外角の直球を狙い通りにセンターへはじき返した。続く藤原は初球をセーフティースクイズ。面白いように作戦が決まった。

  結局この日は単打だけ11本を集めて6得点。主将宮田は「今さら長打を狙っても無理。足を絡めて“らしい”攻撃ができた」と胸を張った。

  さあ、泣いても笑っても残り2試合。4日、香川とのダブルヘッダーで1勝1分け以上なら、10年ぶりの悲願を達成する。「勝てばラッキー、くらいの気持ちで戦っている。何も考えず、楽しくやるだけ」と宮田。試合ごとにたくましさを増すFDナインが、このままゴールテープまで走りきる。(村上和陽)

四国ILplus勝敗表(6月3日現在)
       試  勝  敗 引  勝率    差
(1)徳島 34 18 14 2  .563  -
(2)高知 32 16 13 3  .552  0.5
(3)愛媛 34 11 16 7  .407  4.0
(4)香川 32 11 17 4  .393  0.5


【Iリーグ予告先発】(6月4日)
 高知・古屋―香川・青柳
 高知・山崎―香川・石田


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カテゴリー: スポーツFDスポーツ


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