2019.05.30 08:38

龍馬の里で群舞 高知県南国市才谷にホタルシーズン

高知自動車道の裏に息づく「蛍の里」。無数の光跡が行き交う(南国市才谷)
高知自動車道の裏に息づく「蛍の里」。無数の光跡が行き交う(南国市才谷)
 坂本龍馬の先祖の墓がある南国市才谷に、今年も蛍のシーズンがやって来た。高知自動車道にほど近い里山には、名所が点在。無数の光跡を描きながら求愛するロマンチックな舞が、星空の下で繰り広げられている。
 
 才谷龍馬公園に至る川沿い。午後7時半を過ぎると、宙に蛍光色の線が描かれ始めた。雄の行動に呼応するかのように、水田や土手の葉の上では雌が「ピカピカ」とあやしく点滅。カエルたちも「ゲコゲコ」と輪唱し、ムードを盛り上げる。
 
 観光客も思わず車を止め、「これはすごい」。近くに住む女性は「ぬくかったせいか、例年より1週間ほど早いけど、今年は当たり年なのよ」と何ともうれしげだ。
 
 2年前から瓶岩地区を中心に生息域を守っている「南国市ほたるの会」の本川高男会長(68)は「高速の裏で息づく蛍の里。みんなで協力して次代に引き継いでいきたい」と目を細めた。(横田宰成)

カテゴリー: 環境・科学香長


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