2019.05.24 08:35

商店街のにぎわい"再現" 室戸市で5/25「さきはまびより」

 高知県室戸市佐喜浜町の佐喜浜商店街のにぎわいを“再現”しようと5月25日、「さきはまびより」が開かれる。往時を懐かしむ会員制交流サイト(SNS)への投稿をきっかけに、住民有志でつくる実行委員会と室戸市商工会佐喜浜支部が企画。雑貨や飲食など県内外の約30店がブースを並べる。 

出店の配置などを話し合う「さきはまびより」実行委メンバー(室戸市の佐喜浜生活改善センター)
出店の配置などを話し合う「さきはまびより」実行委メンバー(室戸市の佐喜浜生活改善センター)

 室戸市商工会佐喜浜支部などによると、佐喜浜商店街は1980年代前半には、約30店が軒を連ねたが、現在では10店ほどに。映画館や銭湯があった時代もある。

 イベント開催のきっかけは、地元の岡本りみさん(54)が2016年にフェイスブックに投稿した記事。子ども時代の商店街のにぎやかな様子、「まち」に出掛ける高揚感、家族や友人と通った思い出などをつづった。

 〈干物を売っていた不思議なおもちゃ屋さんのおじさんの顔。憧れの化粧品店のショーウインドー。母親と着物を仕立てに行った呉服屋さん。少女漫画の発売日を待ちわびて大急ぎで買いに行った文房具屋さん…〉

 投稿を読んで共感した徳増千里さん(41)と夫の和也さん(47)が「昔のように心躍るお出掛けの場をつくりたい」と発案。2017年に地元NPO法人が実施したイベントを拡大する形で、賛同する住民らと企画した。

 「岡本さんの記事を紹介すると皆さん昔を懐かしんでくれ、応援してくれた」と千里さん。商店街の店主や沿道の住民らが、空き地や駐車場など出店スペース確保で協力してくれた。

 イベントは午前11時~午後3時。アジア雑貨や飲食などのブースが並ぶ。地元店もこけらずしなどを販売する。

 千里さんは「子どもたちが大人になった時、佐喜浜を『面白い町だった』と思い出してもらいたいと思った。にぎわう商店街の風景を一緒に楽しんでほしい」と話している。(大野耕一郎)

カテゴリー: 社会室戸


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