2019.05.22 14:30

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(53) 慰霊祭に違和感

県中央小動物管理センターで行われた慰霊祭(高知市孕東町、2月8日)
第5部 どうなる新センター(1)全国最悪への反省なし
 2019年2月、高知県中央小動物管理センター(高知市孕東町)で行われた慰霊祭。殺処分された犬猫を弔う恒例の行事だ。主催者と関係者代表の2人のあいさつを聞いていた私は強い違和感を覚えた。

 犬猫の殺処分匹数の減少を挙げ、「動物愛護の取り組みや、センターでのしつけ・見学会の開催、参列している関係者さまのご努力あってこそ―」。

 「動物たちは人間の良き伴侶。心の支えとなり、潤いを与えてくれる存在。人と動物とが共生する心豊かな社会の実現を目指します。着実に取り組みが進み減少していること、大変うれしく思います」

 それだけ聞けば、高知県の動物愛護行政は順調だ。だが、現実はどうか。殺処分匹数は減ったが、高知県の猫の殺処分率は最新データ(2017年度)で全国ワースト1位、唯一の90%台なのだ=表参照。

 犬については、殺処分数がここ数年で大幅に減っているが、その要因は第1部で書いたように、宿毛市の男性の奮闘と、それを支援する高知市内の動物病院の功績が大きい。にもかかわらず、ひと言も触れなかった。...

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カテゴリー: 社会助けて!わんにゃん社会


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