2019.05.22 08:36

青空背にアユ3万匹、児童ら放流 高知市鏡川「大きくなって」

「元気に泳げ」とアユを放す児童 (高知市行川)
「元気に泳げ」とアユを放す児童 (高知市行川)

 高知市の鏡川流域の児童と鏡川漁協が21日、計約3万匹のアユを放流した。鏡川では今季最後の放流で、子どもたちは青空を背に「大きくなって」と声を掛け、バケツのアユを流れに送り出した。

 計6カ所で行い、3カ所に土佐山学舎、鏡小学校、行川学園の児童が参加した。雨による増水のため河原ではなく安全な橋の上からアユを流した。

 行川学園の1~6年生24人は、放ったアユが2メートルほど下の水面で群れる姿を「家族やろか~」などと言い合って眺めた。3年生の武吉早愛矢(さあや)さん(8)は「こいのぼりが風にゆらゆらするのと同じように泳ぎよった。川で大きくなって、子どもを産んでほしい」と話した。

 同漁協によると、今年は水量が少なく天然アユが下流域にとどまっていたが、今回の増水で上りそうだという。岡本勲・放流部理事は「今は川が濁っているが、きっと元気に育つ。川とアユをよく見守って」と児童に呼び掛けていた。(八田大輔)

カテゴリー: 環境・科学高知中央


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