2019.04.30 08:44

爽快!大豊の棚田、渓谷巡るトレッキング道 岩原地区住民が整備

棚田の中を歩く外国人客(大豊町岩原地区)
棚田の中を歩く外国人客(大豊町岩原地区)

 吉野川のラフティングで知られる長岡郡大豊町岩原地区の住民が、地区の魅力を丸ごと堪能できるトレッキング道を整備した。棚田や渓谷などの景観はもちろん、地区の歴史や文化も知ることができる2コース。早くも外国人客に好評で、住民は「田舎の魅力を味わってほしい」とPRしている。

コースに設置した案内板
コースに設置した案内板

 岩原地区は徳島県境にある岩原、筏木(いかだぎ)、西峰三谷の3集落で人口約200人。地元のラフティング会社「ハッピーラフト」が、外国人客から「地区や山を歩きたい」との要望を受け、集落活動センター「絆の里・いわはら」に相談。同センターが昨年からコース設定と、案内板などの整備を進めてきた。


 コースは約2時間、約1時間の2コース。昔の生活道をたどり、棚田やミニ八十八カ所、切り立つ巨岩が並ぶ霧石渓谷を巡るほか、途中で寄り道を楽しめるルートも設定した。早速、トレッキングを楽しんだカナダ出身のゾイ・ブシャーさん(25)は「自然と一体化するような気持ちになる」。集落が一望できる眺望スポットでは「ビューティホー」とうっとり、吐息を漏らしていた。

 同センターを運営する地元住民団体の下村芳章会長は「地区を守り継ぎたい。魅力を知ってもらうことで、いつか移住者が来てくれるかもしれない」と期待している。(森本敦士)


ガイド本作成
 集落活動センター「絆の里・いわはら」はコース図付きのガイドブック「霧石渓谷トレッキングマップ」(日本語版、英語版)を作成した。販売(千円)と問い合わせはJR土讃線「土佐岩原駅」そばの「ハッピーラフト」(0887・75・0500)へ。

カテゴリー: 社会主要嶺北


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