2019.04.24 08:25

物部川流域も水不足 「今年は稲植えれん」

 少雨の影響は、物部川流域の農家にも広がっている。

 南国市小籠にある西村浩利さん(61)の水田では、今月上旬に植えた苗が力なく倒れ、枯れかかったものも。西村さんは「水路の水が減り続け、十分に水が入れれん。根を張る一番大切な時期やに、生育にも支障が出そう」と肩を落とす。

 香美市香北町や物部町では、今後田植えを迎える農家が水不足を懸念。谷の水が枯れかかっているという物部町影仙頭の坂本節(みさお)さん(87)は「今年は稲は植えれん。初めてのことで途方に暮れゆう」。

 物部川の永瀬ダム(香美市)は、22日からは下流域の2農業用取水堰(ぜき)の流量を40%カットした。同市土佐山田町の山田堰井筋土地改良区の植野寛事務局長は「雨を待つしかないが、農家同士の助け合いと節水を呼び掛けていく」と話している。(竹内将史)

カテゴリー: 香長高知のニュース

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