2019.04.20 08:35

8年越しに実現「あぐり食堂 ほっと」オープン   県内JA女性部初 南国市の味を発信

香長平野を一望できる席もある「あぐり食堂 ほっと」(南国市上野田)
香長平野を一望できる席もある「あぐり食堂 ほっと」(南国市上野田)
南国市の食材をふんだんに使ったランチ定食
南国市の食材をふんだんに使ったランチ定食
「食で交流の輪広げたい」
 南国市産の野菜をふんだんに使った家庭料理を提供する「あぐり食堂 ほっと」が19日、同市のJA直販所「かざぐるま市」隣にオープンした。8年越しで実現した県内JA女性部初の農家食堂。運営するJA高知県女性部南国市地区のメンバーは「地産地消にこだわった食を発信し、地域の交流の輪を広げたい」と張り切っている。

 JA高知県南国営農経済センターの1階に食堂(47平方メートル)を増築した。国と県、市の助成を含め総事業費は約9千万円。全35席で、窓からは香長平野を見渡せる。

 料理に腕を振るうのは、同地区の15人ほど。直販市から新鮮な野菜などを調達し、「安心安全な食」を発信する。メニューは、ランチ(税込み700円)と、おむすび、トースト、ホットサンドのモーニング3種類(同500~550円)。各種総菜(同100円)も用意している。

 農家食堂は、旧JA南国市時代に女性陣が提案したプロジェクトで、「女性が地域を発信する拠点がようやくできた」とメンバー。店名には、アグリカルチャー(農業)の「あぐり」に、「ほっとする空間に」との思いを添えた。

 式典では、JA高知県の秦泉寺雅一・代表理事副組合長が「南国の豊かな食や料理を継承していく拠点にしたい」とあいさつ。買い物客らが続々と来店し、鶏の唐揚げやタケノコとフキの煮物、ネギとイカの酢みそあえなど約10種類が入った定食を楽しんだ。

 同市内から友人と来た70代女性は「優しい味付けで口当たりも良い」とにっこり。同地区部長の高橋幸子さん(70)は「素人のおばちゃんばっかりやけんど、地域と一緒に成長していければ」と期待を込めた。

 営業は午前7時半~午後2時(火曜定休)。問い合わせは直販市(088・863・5914)へ。(横田宰成)

カテゴリー: 社会香長


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