2019.04.18 08:45

ナスギョーザ ナスだれで 農家女性考案 安芸市

ナスの漬物をたれに使うナス入りギョーザ (安芸市下山の道の駅「大山」)
ナスの漬物をたれに使うナス入りギョーザ (安芸市下山の道の駅「大山」)
伝統の漬物使用
 あんもナス、つけだれもナス―。安芸市のナス農家の女性らが、そんなナスたっぷりのギョーザを考案した。「よいなす」にちなんだ4月17日の「なすび記念日」、同市下山の道の駅「大山」で初めて実演販売を行ったところ好評で、将来の商品化を目指している。
 
 開発したのは、JA高知県女性部の安芸支部有志でつくる「なすっこ組」。以前考案したナス入り肉まんは冬以外の売り出しが難しく、年中売れる商品を作ろうと、昨年から県の6次産業化セミナーにも学び試行錯誤を続けたという。
 
 あんは、焼いて香りを高めたナスをふんだんに使用し、豚肉や白菜などと混ぜ合わせた。さらに“ナス感”を高めるため、地元伝統の「ながらし漬け」に着目。刻んだナスを和辛(がら)子(し)や酢で味付けした漬物で、これを油と合わせてたれにすることをひらめいた。
 
 ギョーザは女性らが以前制作したイメージキャラクターにちなんで「なすぶぅの餃子(ぎょうざ)」に、たれは「ながらし油(ゆ)~」と命名。17日は女性ら10人が店頭に立ち、「羽根付きジューシー」に焼き上げたギョーザを10個400円、たれ(50グラム)を100円で販売。客らは「たれとの相性が抜群」「あんもナスの食感がいいし、ヘルシー」と話すなど好評だった。
 
 「なすっこ組」代表の清遠みかさん(54)は「日々のおかずやビールのつまみにぴったりで、地域性をしっかり出せた」と、手応え十分。今後イベント販売を重ねながら、冷凍商品などへの発展も目指すという。
 
 「なすぶぅの餃子」は20、21日に同市川北乙の内原野陶芸館で開かれる「手づくり登り窯フェスタ」でも販売される。(森部智成)

カテゴリー: 社会安芸


ページトップへ