2019.04.17 08:38

花咲く集いの場へ着々 仁淀川町道芝地区 住民が公園整備

整備された公園のあずまやで花見を楽しむ住民ら(仁淀川町別枝)
整備された公園のあずまやで花見を楽しむ住民ら(仁淀川町別枝)

 地域を華やげ、集落の営みを後世に伝えようと、吾川郡仁淀川町別枝の道芝地区の住民らが、花の植栽や公園づくりを進めている。石を集落の家々に見立てて配置した“縮図”もほぼ完成。住民らは花見を開くなどして交流を深めている。
 
 同地区では現在7世帯約10人が暮らす。女性らが10年ほど前から植栽に取り組んでおり、道沿いの斜面などに植えたハナモモは約250本にもなった。
 
 4年前からは町の補助事業や住民の寄付を活用し、地区中心部にある約千平方メートルの敷地に遊歩道や公園「とちの木園地」を整備しており、訪れた人が休めるあずまやも建てた。
 
 昭和中期の道芝をイメージした“縮図”は、家々や橋を大きな石で、谷川を青い小石で表現。集落のたたずまいを後世に残したいとの思いを込めたという。
 
 今月初旬には地区外も含め約30人の住民が公園に集まり、花見で交流。咲き誇るハナモモに「本当にえい眺めになった」と目を細めた。
 
 花の植栽は今後も地道に続ける考えで、川崎満子さん(92)は「みんなで花の世話をするのが楽しい。公園は始まったばかり。これからまだ良うなりますけ」とにっこり。公園整備を引っ張ってきた区長の片岡和彦さん(67)は「地区外の人にもぜひ寄ってもらいたい」と話していた。(森田千尋)

カテゴリー: 社会高吾北

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