2019.04.10 08:35

ダムでクライミング! 宿毛市で国内初 今秋にも完成

スポーツクライミングが体験できるようになる横瀬川ダム。中央の通用口付近から堤頂へ登る (宿毛市山奈町山田)
スポーツクライミングが体験できるようになる横瀬川ダム。中央の通用口付近から堤頂へ登る (宿毛市山奈町山田)

 宿毛市で建設が進む横瀬川ダムの壁の一部が、国内で初めてスポーツクライミング用に整備されることになった。宿毛市などが計画しており、今秋には完成の予定。関係者は「たくさんの人に来てもらいたい」と期待している。

 スポーツクライミングは人工壁に設置された突起物(ホールド)をよじ登る競技。2020年東京五輪の正式種目となり、注目度も高まっている。ダムの壁面を利用するプランは宿毛市、四万十市、幡多郡三原村の行政や商工団体などでつくる「中筋川ダム群を活用した地域活動に関する検討会」が18年に提案。宿毛市が、海外では事例があり実現可能として、19年度当初予算に363万円を計上した。

 計画によるとダム壁面(高さ約72メートル)上部に、堤頂まで登る体験用の2コース(高さ8メートル)を整備。約130個のホールドを設置し、命綱を着けて登る。まずはイベントなどでの利用を検討中という。

 ダムは国土交通省が20年の完成を目指して建設中で、今秋には試験湛水(たんすい)が始まる予定。国交省中筋川総合開発工事事務所の森本修三・技術副所長は「地域振興とともに、ダムの事業を知ってもらう機会になれば」と話している。(富尾和方)

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