2019.04.08 06:00

【ニュースなぜなに】新元号は令和 5月1日移行

 政府は「平成」に代わる新元号を「令和」と決めました。4月30日に天皇陛下が退位しますが、皇太子さまが新しい天皇に即位する5月1日午前0時から使います。
 
 令和という言葉の元になったのは、日本で最も古い歌集の「万葉集」にある文章です。これまで元号は中国の古い書物を元に決めてきましたが、日本の書物を元にしたのは初めてです。
 
 安倍晋三首相は「人々が美しい心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と説明しました。
 
 元号は古代中国が始まりで、皇帝が時間も支配するという考えから使われました。ベトナムや朝鮮半島など周辺の国にも広がり、日本の最初の元号は645年の「大化」です。701年の「大宝」から後は1300年以上、途切れずに続き、現在は世界でただ一つ元号がある国になっています。
 
 元号を改める「改元」は、天皇が交代する時のほか、大地震や伝染病の流行などの災いを断ち切ろうとする時にも行われてきました。明治以降は天皇一代に一つの元号とする「一世一元」制になり、大正、昭和、平成と天皇が亡くなった時に改元がありました。
 
 ただ、今回は天皇陛下が退位する日が決められたので、急な改元で国民の生活が混乱しないように、天皇が交代する1カ月前に新しい元号を発表しました。
 
 改元があると、元号を使っていた役所や会社のコンピューターシステムを直したり、手帳やカレンダーなどの印刷物を新しくしたりする必要があります。令和という言葉を使った新商品もいろいろ発売されそうです。
 
 令和はどのような時代になるでしょうか。

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