2019.03.31 08:40

室戸市の室戸岬小学校146年で閉校式 在校生9人と卒業生らが別れ惜しむ

最後の校歌を斉唱する室戸岬小の児童や卒業生ら(室戸市の室戸岬小学校)
最後の校歌を斉唱する室戸岬小の児童や卒業生ら(室戸市の室戸岬小学校)
 2018年度末で146年の歴史の幕を閉じる室戸市室戸岬町の室戸岬小学校で30日、閉校式が行われ、児童や地域住民、卒業生ら約270人が学びやとの別れを惜しんだ。

 同校は1873年創設の津呂小学校を前身とし、1959年に現在の校名に改称。ピーク時には861人が通い、今春卒業の4人を含め7954人の卒業生を送り出した。

 近年は児童減少が進み、2019年度に児童数が5人となることから、室戸小との統合が決まった。

 閉校式では、在校生や卒業生らが、〈学びの海の果(はて)遠く 希望をのせて船出する〉と校歌を斉唱。最後の在校生となった9人が壇上で、「たくさんの人に支えられながら、いろんなことを学びました」「思い出いっぱいの室戸岬小学校、ありがとう」と感謝の言葉を述べた。

 室戸岬小の卒業生でもある見津田秀賢校長(54)が「岬は風も波もえらいです。でも、地域の方は温かいです。子どもたちには岬小でつけた力を信じて歩んでいってほしい」とエールを送った。

 地元に住む卒業生の宮本幸来(みり)さん(29)は「休み時間に皆で竹馬や一輪車で遊んだ。なくなることはないと思っていた。また学校を活用してほしい」と話した。(馬場隼)

カテゴリー: 教育室戸


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