2019.03.19 14:35

359人が新たな一歩 県大卒業式

野嶋佐由美学長から卒業証書を受け取る学生(19日午前、高知市の県民文化ホール=反田浩昭撮影)
野嶋佐由美学長から卒業証書を受け取る学生(19日午前、高知市の県民文化ホール=反田浩昭撮影)

 県内大学のトップを切って、高知県立大学の卒業式が19日、高知市本町4丁目の県民文化ホールで行われた。学部生と大学院生計359人が就職や進学に向けて新たな一歩を踏み出した。

 式では、野嶋佐由美学長が「大学で学んだことを基盤とし、挫折を恐れず、感性を信じて、人々と創造する生き方を選び取ってくれることを期待している」と激励。図書館蔵書の大量焼却問題についても触れ、「地域に開かれた大学図書館の運営に向けて誠心誠意努める。どうぞ大学を、図書館を利用してくださるようお願いする」と述べた。

 卒業生を代表して、看護学部の吉川真未さん(22)が「大きな出会い、経験、感謝に満ちあふれた4年間だった」と学生生活を振り返り、「今まで以上の困難にぶつかるような時も、県立大での経験や共に歩んできた仲間や先生方のことを胸に、日々成長できるよう邁進(まいしん)したい」と決意を述べた。

 この日は朝からあいにくの雨となったが、はかまやスーツに身を包んだ卒業生や修了生たちの表情は晴れやか。式典終了後も仲間や保護者と談笑したり記念写真を撮ったりしながら別れを惜しんでいた。

 学部生330人が卒業し、29人が大学院を修了。学部生の就職内定率は現時点で92・6%で、うち県内で就職するのは109人。高知工科大は20日、高知大は22日に卒業式を行う。(松田さやか)

カテゴリー: 教育高知中央


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