2019.03.15 08:36

葉ニンニクでギョーザ 須崎市の食品加工会社 商品化へ資金募る 四万十ポークも使用

ぬたと合わせた葉ニンニクのギョーザ(アースエイド提供)
ぬたと合わせた葉ニンニクのギョーザ(アースエイド提供)

 高知県の冬の定番野菜である「葉ニンニク」の有機栽培と加工を手掛ける須崎市浦ノ内西分の「アースエイド」が、新たにギョーザの商品開発を進めている。葉ニンニクの風味を損なわず、冷凍で流通できる仕上がりを目指す。150万円を目標額に4月4日まで、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。
 
 社長の嶋崎裕也さん(39)は、葉ニンニクの「ぬた」で起業。市内の畑で年間約4トンを生産し、加工販売している。
 
 中国料理では重宝されている葉ニンニク。4年前、嶋崎さんの育てた葉ニンニクは品質が評価されて、著名な料理人、陳建一さんがオーナーの「四川飯店グループ」(東京)でマーボー豆腐などの食材に採用された。多くの料理人と親交を育む中、あるシェフの葉ニンニクを使ったギョーザのおいしさが忘れられないという。
 
 ただ、冬場しか収穫できず、出荷時期も短いことから葉ニンニクのギョーザは季節限定のメニュー。風味をいかに保ち、年中楽しめる商品にするかが難題だが、嶋崎さんは昨年4月、開発に着手した。
 
 「高知のいいものを組み合わせ、質の高い食を提供したい」と肉は四万十ポークに目を付け、生産者と連携。新鮮な風味を損なわない冷凍設備を探すなど、機械に約1500万円を投資した。
 
 ギョーザのたれには、ぬたを使うという。CFのサイト「キャンプファイヤー」で計画を公開中で、1万円から支援できる。販売開始は5月の予定。(早川健)

カテゴリー: 社会高知中央


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