2019.03.14 08:00

小社会 1970年のきょう、大阪万博の開会式が行われた。...

 1970年のきょう、大阪万博の開会式が行われた。半年間に6400万人以上を集める大成功に導いた立役者の一人が、当時の通商産業省(現経済産業省)の官僚だった作家の堺屋太一さん。先月、83歳で亡くなった。
 
 構想の段階では、東京側から「田舎の催し」と冷ややかな見方もあった大阪万博。大衆の「夢を」膨らませるために、堺屋さんは一計を案じた。お手本にしたのは関ケ原の戦いの武将、石田三成。
 
 敵の徳川家康に比べ豊臣政権では位の低い三成は、世のうわさを最大限に利用した。徳川の専横を苦々しく思っている仮想の「反徳川勢力」が分厚く存在するかに見せて、「迷える大名」たちを自らの陣営に取り込んだ。
 
 いわば「火のないところに煙を立てる」戦術だと、堺屋さんは著書「地上最大の行事 万国博覧会」で語っている。大阪から立てた万博の煙は東京にも飛び火し、やがて当時の佐藤栄作首相を乗り気にさせた。
 
 先の著書には、会場の大屋根を設計した丹下健三さんと「太陽の塔」を造った岡本太郎さんとの間で意見が対立、取っ組み合いのけんかになった逸話もある。高度成長期の真っただ中。熱い時代のエネルギーとレジャーブームの波が、万博を成功させたのだろう。
 
 今の日本は経済の先行きが不透明な中、来年に東京五輪、その5年後には大阪万博を控える。火のないところに煙は立っているのか、地方からは見えない。


3月14日のこよみ。
旧暦の2月8日に当たります。かのえ いぬ 八白 先負。
日の出は6時19分、日の入りは18時12分。
月の出は10時59分、月の入りは0時20分、月齢は7.5です。
潮は小潮で、干潮は高知港標準で4時06分、潮位79センチと、17時21分、潮位36センチです。
満潮は10時01分、潮位136センチです。

3月15日のこよみ。
旧暦の2月9日に当たります。 かのと ゐ 九紫 仏滅。
日の出は6時17分、日の入りは18時13分。
月の出は11時50分、月の入りは1時22分、月齢は8.5です。
潮は小潮で、満潮は高知港標準で0時26分、潮位119センチと、11時09分、潮位128センチです。
干潮は5時22分、潮位95センチと、18時55分、潮位35センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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