2019.03.12 08:43

県産材で乳幼児用カード 「木育」推進へ土佐町制作

もらった木製カードで遊ぶ子どもたち(土佐町土居の町保健福祉センター)
もらった木製カードで遊ぶ子どもたち(土佐町土居の町保健福祉センター)
 生まれた時から木に親しんでもらおうと、土佐郡土佐町はパズルやかるたとして使える県産ヒノキの「木製カード」を制作した。町内の乳幼児に配っており、母親からは「ヒノキの香りが良く、ぬくもりがある」と好評だ。

 2018年度の県の「木育」推進事業を活用し、町として初めて企画。町内で木材のレーザー加工を手掛ける「フォレスト」の宅間宏治さん(45)が作製した。

 カードは、縦5・5センチ、横6・5センチ、厚さ5ミリ。12枚セットで、表は組み合わせて絵を完成させるパズル、裏には一枚一枚に町が誇る土佐あかうしやコメ、カヌーなどをイメージした図柄をあしらった。

 100セットを作り、18年度は0~3歳児約90人に配布した。乳幼児健診で受け取った同町田井の藤原菜々子さん(31)は「木は子どもが口にしても安心。ぬくもりがあって長く使えそう」。第4子で生後10カ月の榎也(かや)ちゃんが早速手にして遊ぶ姿に笑顔を見せていた。

 町は19年度以降も「木育」事業を継続する考えで、NPO法人「日本グッド・トイ委員会」(東京都)が提唱する、木材を使った環境教育「ウッドスタート」宣言を視野に入れている。県内自治体では高岡郡佐川町と越知町が「ウッドスタート」宣言をしている。(森本敦士)

カテゴリー: 教育子育て嶺北


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