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2019.03.11 19:59

県内初の「ローチョコレート」専門店 高知とアフリカの味楽しんで

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高知市上町にあるオリジナルチョコの製造・販売店「CHOCOZEYO」(ちょこぜよ)は、全国でも珍しい「ローチョコレート」の専門店として、1年半前にオープン。ユズや塩など県産食材を使ったフレーバーの他、バオバブ味など、ここでしか味わえない板チョコを1枚1300~1700円というリッチな価格帯で提供している。


ローチョコレートのraw=非加熱という意味で、カカオ豆などの原材料を48℃以上に加熱せずに低温で作ることで、食材に含まれる酵素や、ビタミンなどの栄養素を破壊せずに摂取できると、健康や美容への意識が高い人の間で話題となっている。

chocozeyoでは、カカオ豆から板チョコ状になるまでを一貫して自社製造する「bean to bar」(豆から板まで)というスタイルで製造しており、店主である森田滝夫さんが国内外の生産者のもとを訪れ、厳選した食材を仕入れ、自社工房で手作りしている。


選ぶ食材はすべて無農薬のもの。カカオ豆はマダガスカルの農園まで定期的に足を運んで直接取引をしている。ベリー系の風味が特徴で、華やかな味わいが楽しめる。ショウガはいの町の刈谷農園、塩は黒潮町の天日塩「海一粒」など、信頼できる取引先を一から開拓していった。

森田さんは、高知市旭の出身。2005年に立ち上げたアフリカ専門の旅行会社 マックスサファリ(東京都中央区)の代表で、一般向けツアー旅行の取り扱いのほか、「世界の果てまでイッテQ」や「天才!志村どうぶつ園」といった人気TV番組や映画ロケの撮影コーディネータとして活躍している。


高知と東京、アフリカを中心に世界を飛び回る生活をしているなか、アメリカで「bean to bar」のムーブメントがおきると、自称「健康オタク」の血が騒いだ。ボディビルダーとしての顔をもつ森田さん。乳化材など添加物が含まれる市販のチョコではなく「糖質制限やダイエット中の人でも食べられる、体にいいチョコがあれば」と、仕事の傍ら、チョコ作りに着手。


アフリカでの人脈と経験をいかし、豆の仕入れルートを確保。ハワイやドミニカ共和国にチョコの作り方を学びに行き、試行錯誤を繰り返しながら独自のレシピが完成。1年半前にふるさと高知に店をかまえ、オンライン販売もスタートした。


新フレーバーを開発中という工房には、各地から仕入れた食材が並ぶ。「売り上げはまだまだ」と森田さん。今日も世界各国を飛び回りながら、「体にいいチョコレート」を追求している。

チョコレート工房 CHOCOZEYO
店舗住所:〒780-0901 高知県高知市上町1-11-1 イトウマンション1F
営業時間:10:00~18:00
電話:088‐821‐8820 携帯:070‐3970‐9995(東京対応のみ) 
営業日:木曜日&金曜日は通常営業。土曜日のみ午後から営業。他は不定休。
※営業日はブログでお確かめください。
webサイト:https://www.chocozeyo.com/

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