2019.03.09 08:35

炭焼きの苦労、楽しさ体感 林業大学校が梼原町で研修

炭窯の使い方を教わる参加者(梼原町大蔵谷)
炭窯の使い方を教わる参加者(梼原町大蔵谷)

 県立林業大学校(香美市)が5~7日、高岡郡梼原町で炭焼き研修会を開き、県内外の7人が炭作りの苦労と楽しさを学んだ。高知市の日曜市で販売まで体験する企画で、製炭の担い手確保につなげる狙いだ。

 同校は学生対象の基礎や専攻課程とは別に、一般向けに1日~1カ月程度の研修会を開いており、今回は製炭がテーマ。「炭を焼く人が高齢化で減った。製炭の文化を残したい」と指導役を引き受けたのは日曜市に出店する前田栄一さん(69)=南国市。梼原町飯母の実家近くで13年間炭作りを続け、県内外に顧客がいる。

 参加者はまず製炭の歴史や炭窯の構造を学習。前田さんが使う町内2カ所の窯や山を行き来し、木材の搬出や窯入れを行った。窯の補修や木酢液の活用法なども教わった。

 炭作りや狩猟に興味があり、4月に岡山市から梼原町に移住する新井陽平さん(40)は「焼く工程を実際に体験できたし、炭に付加価値を付けて売る方法も教わった」と喜んでいた。

 日曜市での販売は17日の予定。(早川健)

カテゴリー: 社会高幡


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