2019.03.06 08:35

トンボ羽化最速タイか 温暖化や暖冬の影響も 四万十市の自然公園で発見

羽化したシオヤトンボ(四万十市のトンボ自然公園=トンボと自然を考える会提供)
羽化したシオヤトンボ(四万十市のトンボ自然公園=トンボと自然を考える会提供)

 四万十市具同のトンボ自然公園でトンボの羽化が始まった。一番乗りのシオヤトンボは3日に羽化したとみられ、同市内でこれまでに確認された中で最も早い記録に並んだ。

 シオヤトンボはタベサナエなどと並び、春を代表するトンボ。4日午前10時ごろ、公園を管理する「トンボと自然を考える会」の職員が、公園内の水路で羽化したオスのシオヤトンボ(体長約4センチ)と、メスの羽化殻を見つけた。

 同会によると、気温のほか羽化したトンボの色や形などから、2匹のシオヤトンボは3日に羽化したとみられる。同公園内では2015年3月8日に確認されたタベサナエの羽化日を5日更新。同市国見で1991年3月3日にアジアイトトンボが羽化しており、市内の最速記録に並ぶことになる。

 同会の杉村光俊常務理事は「温暖化で羽化の時期が徐々に早まっており、今年の暖冬の影響もある」としている。トンボの羽化とともに春の気配が漂い始めた園内では、スミレが咲き始めており、今月下旬にはカキツバタも楽しめるという。(山崎友裕)

カテゴリー: 主要環境・科学幡多


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