2019.03.04 08:44

牛鬼闊歩 お城下で練り行列 西土佐半家の祭礼再現

首を上下しながら進む牛鬼のお練り(3日午後、高知市帯屋町1丁目=島本正人撮影)
首を上下しながら進む牛鬼のお練り(3日午後、高知市帯屋町1丁目=島本正人撮影)
 四万十市西土佐半家(はげ)の牛鬼のお練りが3日、高知市中心部で初めて披露された。巨大な牛鬼が中心商店街のアーケードを闊歩(かっぽ)し、観衆の注目を集めた。
 
 牛鬼は魔よけの意味を持ち、愛媛県南予や高岡郡梼原町、四万十町などの祭礼に登場する。「土佐と伊予の県境の文化を知ってほしい」と、県立高知城歴史博物館が開館2周年に合わせてお練りを企画した。
 
 この日は地元住民ら約40人が、毎年11月に行われる半家天満宮大祭のお練りを再現。はりまや橋商店街を出発し、高知城追手門までを練り歩いた。
 
 全長約7メートル、首の長さ約3メートルの牛鬼は、鐘と太鼓の音に合わせて首を上下しながらのっしのっしと進んだ。突然現れた牛鬼にカメラを向けて喜ぶ人や「怖いよー」と泣きだす子どももいて、練り行列の周りには人だかりができていた。
 
 中央公園では、大祭で奉納される五ツ鹿踊りや花取り踊りも披露。半家郷土芸能保存会の川上健彦さん(74)は「大勢の人に見てもらってうれしい。今度は西土佐へ本当のお祭りを見に来てほしい」と呼び掛けていた。(楠瀬慶太)

カテゴリー: 社会幡多高知中央


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