2019.03.01 08:50

手島右卿賞に金敷駸房さん 槐多の遺稿集全文書写

「読むというよりも何かを感じてほしい」と岩崎弥太郎ゆかりの清澄庭園で話す金敷駸房さん(東京都江東区清澄)
「読むというよりも何かを感じてほしい」と岩崎弥太郎ゆかりの清澄庭園で話す金敷駸房さん(東京都江東区清澄)
 高知新聞社と手島右卿(ゆうけい)顕彰会(宮田速雄会長)が主催する手島右卿賞(共催=共同通信社)の選考委員会は28日、第13回の受賞者・受賞作に東京都在住の金敷駸房(かなしきしんぼう)さん(46)=本名・金敷正=と作品「槐多(かいた)の歌へるより」を選出した。

 同賞は安芸市出身の書家、手島右卿(1901~87年)の業績を顕彰しようと2006年に創設された。書を中心とする芸術分野で、過去2年間に国内外で活躍した60歳までの作家が対象となる。

 金敷さんは東京都生まれ。書家の石飛博光氏に師事。毎日書道展で毎日賞・会員賞を受賞、創玄書道会監事を務めている。NHK大河ドラマの書道指導も行っている。

 受賞作は洋画家の村山槐多の詩などを書いた5点の連作で、昨年11月から今年1月まで東京都美術館で併せて展示された「槐多の瀧」がとりわけ高く評価された。同作は槐多の遺稿集「槐多の歌へる」全文を書写した長さ5千メートルにおよぶ大作で、大きな反響を呼んだ。

 表彰式は3月26日、高知市本町3丁目の高新文化ホールで行われ、同日から31日まで高新画廊で受賞記念展(入場無料)が開かれる。...

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カテゴリー: 文化・芸能


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