2019.03.01 08:45

高校生ハンター3人誕生 高知農業高3年 わな猟免許2例目

わな猟免許を取得した(右から)北野晴聖さん、田中颯真さん、谷内一成さん(南国市の高知農業高校)
わな猟免許を取得した(右から)北野晴聖さん、田中颯真さん、谷内一成さん(南国市の高知農業高校)
 南国市東崎の高知農業高校森林総合科3年の北野晴聖(はるまさ)さん(18)、田中颯真(そうま)さん(18)、谷内一成(いっせい)さん(18)がこのほど、わな猟の狩猟免許を取得した。現役高校生の取得は同校の女子生徒が2017年に取得して以来2年ぶり。3人は「若者が狩猟を面白がってくれるよう活動したい」と意気込んでいる。
 
 狩猟免許のうち、わな猟は15年の法改正で、取得可能年齢が引き下げられ、20歳以上が18歳以上になった。同校森林総合科では、林業の現場で必要な知識となる野生鳥獣の食害や狩猟について教えている。
 
 香美市香北町や香南市夜須町で暮らす3人は、イノシシなどによる田畑の食害が身近にあり、授業の一環で行う課題研究でも野生鳥獣について調査。狩猟への関心が高まり、「林業の現場への活用だけでなく、自然や生態系の学習にもなる」と免許取得に臨んだ。
 
 2月16日の試験に合格した3人は、今春から香美市の林業大学校に進み、将来は県内の森林組合で働きたいという。狩猟デビューは就職後となりそうだが「チャンスがあれば猟師に付いて山に行きたい」と意欲を見せる。
 
 県鳥獣対策課は17年度から鳥獣被害の現状や狩猟の関心を高めようと、同校など県内の高校や大学で出前授業を行っている。現在実施する高校は4校だが、19年度は9校に拡大する予定という。(竹内将史)

カテゴリー: 社会香長


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