2019.02.26 08:35

春の訪れ告げるセリバオウレン 四万十町の山中、凜々と

白く小さい花を咲かせ、薄暗い山中を彩るセリバオウレン(四万十町仁井田の山中)
白く小さい花を咲かせ、薄暗い山中を彩るセリバオウレン(四万十町仁井田の山中)
 高岡郡四万十町仁井田の山中で春の訪れを告げるセリバオウレンが花を咲かせている。“林床の妖精”と呼ばれるバイカオウレンと同じキンポウゲ科の多年草。凜(りん)とした白い花が森の木陰を彩っている。
 
 本州や四国などの低山に分布し、草丈は約10センチ。2月ごろ、1センチほどの花を付ける。根際にある細かく切れ込んだ葉が特徴で、セリに似ていることから「芹葉黄連」の名が付いたとされる。古くから胃薬や整腸薬として重宝され、薬用の個体が野生化した例もあるという。
 
 今月中旬、植林作業に向かっていた近くの男性が群生地を見つけた。男性は「(群生地は毎年)広がっていきゆう。冬山も色づいてきて春を感じるね」と目を細めていた。4月ごろまで楽しめそうという。(横田宰成)

カテゴリー: 環境・科学高幡


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