2019.02.25 08:45

謎の年号「てんせい」探せ 幕末土佐の文書などに13例 田野町「天星」を見学

私年号「天星」が刻まれた手水鉢(田野町の大山祗神社)
私年号「天星」が刻まれた手水鉢(田野町の大山祗神社)
 幕末の土佐で使われた謎の私年号「てんせい」を探すツアーが23日、安芸郡田野町で行われた。参加者は大野地区の神社で「天星」の文字が刻まれた場所を確認。平成が終わる年、年号を通して幕末の人々の暮らしに思いをはせた。

安田町の神峯神社の石灯籠には「天晴」の文字がある
安田町の神峯神社の石灯籠には「天晴」の文字がある
 明治より前、日本の元号は天災や政情不安の際にも改められた。天皇が定めた公的な年号に対し、民間で使われたのが私年号だ。

 「てんせい」は明治元年の前年、慶応3(1867)年に土佐を中心に使われた。高知城歴史博物館(高知市追手筋2丁目)によると、県内ではこれまでに石造物や古文書などに少なくとも13例が確認されている。

 漢字は「天晴」が最も多く、「天星」と「天政」が各1例。文字が混在することから、「てんせい」という音から広がり、各地で漢字が当てはめられたと考えられている。...

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カテゴリー: 社会安芸


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