2019.02.25 08:42

高知県内の骨髄ドナー登録増 競泳・池江選手の白血病公表で

白血球の型を調べるため採血を受けるドナー登録者=左(24日午後、高知市のイオンモール高知)
白血球の型を調べるため採血を受けるドナー登録者=左(24日午後、高知市のイオンモール高知)
 白血病患者らに骨髄液などを提供するドナーを増やそうと、県骨髄バンク推進協議会(溝渕樹(みき)会長)が24日、高知市秦南町1丁目のイオンモール高知でドナー登録会を開いた。競泳の池江璃花子選手が白血病を公表し、全国的に骨髄移植に関心が高まっていることから、普段より多い人が登録した。
 
 同協議会は、毎月第2日曜日に同市本町1丁目の献血ルーム「ハートピアやまもも」で登録会を開いている。池江選手が12日に白血病を公表し、2月は16、17日にも急きょ開催。16日に11人、17日に10人の登録があり、「普段なら1日の登録者は4、5人。(池江選手の白血病公表の)反響があった」(松石高雄理事)という。
 
 イオンモール高知では2カ月に1回のペースで登録会を開いており、24日はハートピアやまももと2カ所で受け付けた。
 
 このうちイオンでは、ボランティアや医師らが買い物客らに協力を呼び掛け、普段の20人前後より多い28人が手続きを行った。登録者は移植までの流れの説明を受け、申込書にサインして採血。調べた白血球の型が患者と適合すると、ドナー候補となる。この日はやまももでも6人の登録があった。
 
 イオンへ買い物に来ていた安芸郡奈半利町の男性(38)は「池江選手のニュースは衝撃的だった。以前から骨髄ドナーには興味があったが、背中を押された気がする。誰かの力になれれば」と話していた。
 
 同協議会によると、非血縁者で白血球の型が合う確率は数百~数万分の1といわれており、今年1月末時点で骨髄バンクには全国で約49万人、県内では3775人が登録している。(福井里実)

カテゴリー: 主要社会医療・健康ニュース


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