2019.02.22 08:40

田野町が自転車でまちづくり 四国一小さな町巡って 3/23に初のキックバイクレース

田野町でキックバイクを楽しむ子どもたち。3月のレースに臨む(同町の田野保育所)
 安芸郡田野町が自転車に着目したまちづくりを進めている。面積6・5平方キロ余りの「四国一小さな町」を手軽に巡る観光のツールに位置付け。来月には、足で地面を蹴って進む幼児用自転車「キックバイク」のレースを二十三士公園で初めて開催する。
 
 町は2年ほど前、道の駅「田野駅屋」のレンタサイクルに電動自転車を追加。官民でつくる「町観光クラスター協議会」は、自転車や徒歩で持ち運びしやすい観光客向けの「田野学館弁当」を中芸高生と開発した。同協議会は、自転車で名所を巡るコースなどを提案する観光マップも作成し、銀輪を軸に据えた取り組みを続けてきた。
 
 キックバイクは、子どもが遊びながらバランス感覚が身に付き、自転車への移行がスムーズとの声も多い。近年、県内でもイベントが開かれていて、ランニングバイクなどとも呼ばれる。
 
 レースは目玉イベント発掘を目指す町が、職員から提案を募り実現。3月23日に二十三士公園で県の観光キャンペーン「リョーマの休日」の関連企画として行う。桜の名所として知られる公園内にコースを設ける。
 
 常石博高町長は「レースでニーズを探りながら、次年度以降の展開を考えたい」とし、自転車を活用した地域づくりについては「コンパクトな町なので、人との出会いも楽しめる。健康面でも役立つ自転車を、観光やまちづくりの柱の一つにしたい」と話している。 (北原省吾)
 
参加者を募集
 田野町はキックバイクレースに参加する2~5歳(6歳の未就学児も可)を募集している。定員は各年齢30人の計120人。参加無料で、キックバイクやヘルメットの貸し出しがある。申し込みは町ホームページで3月6日まで受け付けている。問い合わせは総務課(0887・38・2811)へ。

カテゴリー: 主要社会リョーマの休日安芸観光


ページトップへ