2019.02.18 08:00

小社会 政府は5月1日の皇太子さまの新天皇即位に伴って…

 政府は5月1日の皇太子さまの新天皇即位に伴って改める新元号を巡り、「平成」の改元手続きを踏襲すると決めた。故小渕恵三官房長官がテレビ画面でその二文字を示し、今日からこれでいきますという流儀である。

 元号などと言われると、何だか重厚で、荘厳なイメージがある。だが中国文学者の高島俊男さんの一文を読めば、目からウロコの感がある。偉い学者さんたちが集まって今の平成が決まったが、この名は三案のうち残り二つの案が「アテ馬」で、当時の竹下首相らの腹は平成で固まっていた(「お言葉ですが…」)。

 「明治」のひとつ前の「慶應(けいおう)」を決めた際、平成は既に候補の一つに出ていた。その明治も足利時代から登場し、9回も挑戦し、苦杯をなめたという。これは秘密でも何でもなく、当時の帝室博物館総長だった文豪・森鷗外が書き残している。

 今回の改元は天皇陛下の存命中に行われる。新元号の発表は4月1日。皇室新時代にふさわしい、開かれた議論があってよいのではないか。

 平成の元号選定の基準を踏襲するとなると、明治の皇室典範をなぞることになる。それにしたってわずか百数十年。皇室の伝統と文化というならば歴史的には女性天皇もいた。「一世一元」なんてなかったはずだ。皇室とはそんな人間的営みであり、神的存在ではないと憲法はいっている。

 元号とは何か。もったいをつけるなと先人の筆は語る。


2月18日のこよみ。
旧暦の1月14日に当たります。ひのえ いぬ 二黒 友引。
日の出は6時48分、日の入りは17時53分。
月の出は16時15分、月の入りは5時32分、月齢は13.2です。
潮は大潮で、満潮は高知港標準で5時40分、潮位163センチと、16時53分、潮位167センチです。
干潮は11時16分、潮位65センチと、23時38分、潮位-26センチです。

2月19日のこよみ。
旧暦の1月15日に当たります。ひのと ゐ 三碧 先負。
日の出は6時47分、日の入りは17時53分。
月の出は17時27分、月の入りは6時24分、月齢は14.2です。
潮は大潮で、満潮は高知港標準で6時19分、潮位172センチと、17時43分、潮位178センチです。
干潮は11時59分、潮位53センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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