2019.02.14 08:39

安田町のキャンプ場新装へ アウトドア専門家と連携

コテージの屋根にコケが生えるなど、キャンプ場の施設は老朽化が進む(安田町の安田川アユおどる清流キャンプ場)
コテージの屋根にコケが生えるなど、キャンプ場の施設は老朽化が進む(安田町の安田川アユおどる清流キャンプ場)
 安芸郡安田町は、利用が低迷する「安田川アユおどる清流キャンプ場」(同町船倉)を再整備する。2020年度中の新装を目指し、アウトドア専門家に計画づくりを委託。町の自然・体験型観光の拠点施設として再生させたい考えだ。県観光キャンペーン「リョーマの休日」に合わせた取り組み。
 
 同キャンプ場は1993年8月、安田川沿い約1・3ヘクタールの町有地にオープン。キャンプ区画18やオートキャンプ区画11、コテージ5棟があり、アユやアメゴが泳ぐ姿が近くで見られる。
 
 住民らでつくる瀬切部落管理組合が指定管理者として運営。利用者は96年度の6233人をピークに施設老朽化などで減少し、2017年度は2765人と半分以下になった。
 
 リニューアルのため町はアウトドアの魅力をテレビなどで伝える田中ケンさん(54)=東京都杉並区=に監修を依頼。コテージ改修や、釣りや川遊び、ボルダリングといった体験メニュー強化を計画している。また、季節ごとにイベントを用意し、夏場に集中している利用者を通年の誘客に転換したい考えだ。
 
 町は18年度、田中さんが経営する会社「ダディーズオピニオン」と475万円の業務委託契約を締結。同社は国内2カ所でキャンプ場を経営し、年間約2万2千人が利用しているという。
 
 町は18年度末までに利活用と施設改修の基本計画を策定。19年度以降、工事に着手するが、キャンプ場は利用できる。田中さんは「安田町は自然が豊かで食べ物がおいしく、人がものすごくいい。私の経験を役立ててもらえたら」と話している。(北原省吾)

カテゴリー: 安芸高知のニュース

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