2019.02.08 08:45

深海に大量のマンガン粒 高知大など発見 地球の金属循環解明へ

「微小マンガン粒」を発見した浦本豪一郎さん=左=と諸野祐樹さん。浦本さんが手にするのは、1万倍に拡大した微小マンガン粒の模型(南国市物部の高知大学海洋コア総合研究センター)
「微小マンガン粒」を発見した浦本豪一郎さん=左=と諸野祐樹さん。浦本さんが手にするのは、1万倍に拡大した微小マンガン粒の模型(南国市物部の高知大学海洋コア総合研究センター)
 深海の海底堆積物の中に、レアメタルやレアアースを含む金属微粒子「微小マンガン粒」が大量に存在することを、高知大学海洋コア総合研究センター(南国市物部)の浦本豪一郎特任助教(38)と、海洋研究開発機構高知コア研究所(同)の諸野祐樹主任研究員(42)らの研究チームが発見した。地球規模での金属循環サイクルを解き明かす鍵になるとみられる。また、新たな海底鉱物資源として研究の展開が期待されるという。

「微小マンガン粒」の電子顕微鏡写真(海洋研究開発機構提供)
「微小マンガン粒」の電子顕微鏡写真(海洋研究開発機構提供)
 水深4千メートルを超える海底には、ボール状のマンガン団塊や、板状の「マンガンクラスト」と呼ばれる鉄マンガン酸化物の金属塊が多く存在し、鉄やマンガンのほか、コバルトなどのレアメタル、レアアースも含有している。団塊やクラストは世界中に分布しており、南鳥島近海などで資源開発の研究が続けられている。...

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。


カテゴリー: 社会


ページトップへ