2019.02.08 08:00

小社会 「口舌の徒」を日本国語大辞典で調べると、「口先は…

 「口舌の徒」を日本国語大辞典で調べると、「口先はたっしゃだが、実行力の伴わない者」などと出ている。「口舌の雄」も同じような意味があり、ともに口先だけの人を卑しめたり、皮肉ったりするときに使われる。

 政治家に向けられることが少なくないようだ。選挙運動に「○○をやります」はつきものだが、そう簡単に実現するはずもないから、「選挙のときだけ、うまいことを言って」といった批判は避けられない。とはいえ、政治家にとっては弁舌が重要な「商売道具」であるのは確か。

 爽やかさや滑らかさがあればそれに越したことはないが、自らの考えなどを説明して、相手に理解してもらう力が基本中の基本。そんな最低限の能力を十分には身に付けていない政治家、特に閣僚が目に付く。

 厚生労働省の統計不正問題で、野党の厳しい追及の矢面に立つ根本厚労相もその一人。しどろもどろの答弁で審議の中断もしばしばだ。部下の厚労省職員から「ひどすぎる」といった声が飛び出すようでは、何ともしようがないだろう。

 少子高齢化を巡り、不適切な発言を繰り返したのは麻生副総理兼財務相。今回も「誤解を招いた」と撤回、謝罪したが、こうした失言が多すぎる。口先だけの反省では、いつまでたっても「口舌の徒」だろう。

 「言い争い」を意味する「口舌の争い」もある。国会は論争の場だが、言い負かすことが狙いではない。念のため。


2月8日のこよみ。
旧暦の1月4日に当たります。 ひのえ ね 一白 仏滅。
日の出は6時57分、日の入りは17時43分。
月の出は8時55分、月の入りは20時40分、月齢は3.2です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で1時46分、潮位4センチと、14時01分、潮位49センチです。
満潮は8時15分、潮位156センチと、19時49分、潮位155センチです。

2月9日のこよみ。
旧暦の1月5日に当たります。ひのと うし 二黒 大安。
日の出は6時56分、日の入りは17時44分。
月の出は9時25分、月の入りは21時35分、月齢は4.2です。
潮は中潮で、干潮は高知港標準で2時14分、潮位12センチと、14時35分、潮位48センチです。
満潮は8時40分、潮位154センチと、20時25分、潮位148センチです。

カテゴリー: 小社会コラム


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