2019.01.31 08:35

過疎との闘い後世に 大川村史追録が完成 1984~2017年度分

34年間の歴史をまとめた大川村史追録
34年間の歴史をまとめた大川村史追録
 土佐郡大川村の1984~2017年度の出来事をまとめた「村史追録」がこのほど完成した。人口急減後の村づくりから一昨年の村総会問題までを聞き取りと資料で詳細に記している。 

 A4判、173ページ。巻頭は、村の四季折々の風景や施設などを切り取った17枚の写真特集。本文は9章構成で、第2章「つくられた過疎」では、人口急減の引き金になった早明浦ダム建設と白滝鉱山の閉山を振り返り、白滝総合開発など現在までの村の取り組みと背景がまとめられている。第9章「大川村のこれから」では、村総会研究や議員のなり手不足問題が全国的に注目されたとし、村と県が行った有権者アンケートの結果も収録している。

 追録は前回(1962~83年度)に続き、2冊目。編さん委員会は、高知県立大学の飯高伸五准教授をアドバイザーに迎え、村民14人が委員と事務局を務めた。委員長で村ふるさとむら公社の近藤京子さん(56)は「追録の期間は『つくられた過疎』からはい上がった時代。読みやすいものを目指したので、子どもたちにも読んでもらいたい」としている。

 千部を発行し、村役場で販売する。2千円。問い合わせは村役場総務課(0887・84・2211)へ。(森本敦士)

カテゴリー: 社会嶺北


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