2019.01.27 08:35

乳がん経験前向きに 元SKE矢方美紀さん高知市で講演

「がんを経験して、何でもマイナスの部分をプラスに変えて考えるようになった」と話す矢方美紀さん(高知市の「かるぽーと」)
「がんを経験して、何でもマイナスの部分をプラスに変えて考えるようになった」と話す矢方美紀さん(高知市の「かるぽーと」)
 がんの治療や予防を考える「第12回県がんフォーラム」が26日、高知市九反田の高知市文化プラザ「かるぽーと」で開かれ、アイドルグループ「SKE48」の元メンバーでタレントの矢方美紀さん(26)が、自らの乳がんの闘病生活について語った。

 矢方さんは名古屋市栄を拠点に活動するSKE48に7年半所属。2017年2月にグループを卒業してタレント活動を始めた矢先、25歳で左胸に乳がんが見つかった。

 全摘手術をした当初はショックを受けていたが、カップ付きキャミソールを2枚重ねて着た体験を披露。「ささいな工夫で日々の過ごし方や考え方が変わる。ないものはないものとして、その分自分にしかできない何かを得ればいい」とポジティブな考え方を伝えた。

 現在は闘病しながら声優という夢に向かって努力しているといい、「私の人生はこれからの方が長い。外見が変わってつらい思いもしたけれど、この経験を今後の人生に生かしたい」と話した。

 フォーラムではこのほか、県内の医師が最新のゲノム医療や免疫療法などを紹介した。約300人の来場者が聞き入った。(福井里実)

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